【今月の草木花】
秋風に揺れるコスモス
白、淡紅、深紅色の花をつけ、秋風に揺れるコスモス。
日本の秋らしい風景に思えますが、実はコスモスはメキシコ原産で明治時代になってから日本へやってきた、いわば新参者です。
「コスモス」の名前は、「秩序」や「調和」、「宇宙」を表す、ギリシャ語の「kosmos」、英語の「cosmos」に由来します。
メキシコの高原が原産地のコスモスが、スペインに送られた際、この花は秩序正しく調和のとれた美しさをもつとされ、「コスモス」と呼ばれるようになったといわれています。
花の形が桜に似ているところから、別名「秋桜(あきざくら)」。そのほか「大波斯菊(おおはるしゃぎく)」とも呼ばれます。
コスモスは日本各地で栽培されています。
「めでたや」の本社がある山梨県では「甲斐市岩森の花畑」、山中湖「花の都公園」、「明野コスモス畑」、河口湖のウォーキングトレイル沿いなどで、まとまって咲くコスモスを見ることができます。
上の写真は2枚とも直営店の「めでたや 河口湖店」周辺で撮影したものです。
今月の草木花、9月は日本の秋の風景になくてはならない、コスモスの商品のご紹介です。
(商品画像をタップすると詳細をご覧いただけます)
プチギフトや日本のお土産に
秋晴れの空に映えるコスモスを、和紙の文香に仕立てた「かほりふみの友 秋桜」。
海外の方への贈り物にもなるよう、英文を添えていますので、パッケージそのままをプチギフトにするのもおすすめです。
日本らしい風物を和紙で切り取った「かほりふみの友」は、かさばらないので、エアメールでも、直接手渡しでも、どんな場面でも気軽にお渡ししやすく、お土産にもぴったりです。
お便りやギフトカードに
季節のお便りとしてはもちろん、贈り物に添えるギフトカードとしてもお使いいただける「季節のはがき」。
和紙の表面には、わずかにキラが入っているので、目上の方へ送るのにも、少しかしこまった雰囲気で出したい時にもぴったりです。
おもてなしに
風にそよぐコスモスの花を、淡い水彩画で描いた「コスモス 懐紙」。
お茶菓子に一枚添えれば、秋らしい風情とともに、季節の話題も広がりそうです。
会食にもラッピングにも
秋におこなう会食にぴったりな「コスモス ランチョンマット」「コスモス 箸包み」。
ランチョンマットは、贈り物のラッピングペーパーとしてお使いいただくこともできます。
やや透ける紙を使用しているので、透け感を活かした包み方をぜひお楽しみください。
穏やかな秋の日に
そよ風に吹かれてしなやかに揺れるコスモス。
穏やかさを象徴するようなコスモスと共に、深まりゆく秋を楽しみませんか。
参考文献・参考WEBサイト:
加納喜光『植物の漢字語源辞典』、東京堂出版、2008年
吉田金彦『語源辞典 植物編』、東京堂出版、2001年
富士の国やまなし https://www.yamanashi-kankou.jp/index.html
FUJIKAWAGUCHIKO TOURIST INFORMATION https://fujisan.ne.jp/