和紙で迎えるお盆
お盆とは、先祖の霊を迎え、もてなし、送る行事です。
親族の霊を供養することで、自身の命の源を振り返る時でもあります。
八月十三日~十五日に行うところが多くあります。
ござを敷き、茄子の牛をつくる……昔ながらの盆迎えのように大がかりにできないけれど、ご先祖様のお迎えはきちんと行いたい。
めでたやのお盆飾りは、置く場所を選ばずお使いいただけます。
和紙のお盆飾りでお盆を迎えてみませんか。
お盆飾り
「めでたや遊び 蓮と盆飾り」は、蓮の花と、胡瓜の馬、茄子の牛、ほおずきをセットにした和紙の飾りです。
お盆を過ぎたら蓮の花だけで飾ることもできます。
お盆に、胡瓜の馬と茄子の牛を並べておくのは、先祖の霊(精霊・しょうりょう)は馬に乗り、荷物を牛に背負わせて帰ってくるからといわれています。
ほおずきを飾るのは、ご先祖様が帰ってくる時の道しるべとなるよう、提灯の代わりといわれています。
夏の明け方、水上に大きな花を咲かせる蓮は、仏教では極楽浄土に咲く花として描かれています。
3~4日で散ってしまう姿は、なんとも幻想的。
お盆のおもてなし
お盆には、親族の集まりや、休暇を使って夏の挨拶に訪れる方もいらっしゃいます。
絵柄の入った懐紙は、来客の際、お茶菓子などに一枚添えるだけで華やかなおもてなしになります。
淡紅色をした蓮の花の「はす 懐紙」。
うちわや、花火、ひまわりの懐紙もございます。
清らかな、はすの花を思わせる瑞々しく華やかな香りでお出迎えするのもいいですね。
蓮の切り絵がついた小さな箱に入った季節のお香「香 はす」。
和紙で迎えるお盆
ご先祖様を静かに迎えたり、親類の集まりで賑やかに過ごしたり……。
「めでたや」がそれぞれのお盆に、寄り添えましたら幸いです。
おすすめセット
季節ごとの飾りや、お祝いのテーブルウェアなど、おすすめの組み合わせセットを集めました。